イカリホールディングス株式会社

サステナビリティ

サステナビリティ基本方針

イカリホールディングス株式会社は、
グループ理念に基づく事業活動を通じて
社会課題を解決し、
ステークホルダーの皆様とともに、
持続可能な社会の実現とイカリグループの成長を
目指します。

 イカリ消毒株式会社は、 1959年の創業当初から「美しい街づくり、それが私たちの願いです。」を基本理念に掲げ、環境事業を通じてお客様に衛生管理のサービスを提供してまいりました。そして、その理念に込められた想いは世代を超えた今でもなお引き継がれており、イカリグループが行うSDGs関連の取り組みにも反映されています。
 これからもイカリグループは、持続可能な社会の実現に貢献できるよう努めていきます。
 この度「サステナブル調達方針」を策定しましたので、お知らせいたします。

サステナブル調達方針

イカリグループ各社がステークホルダーの皆様から
信頼され、選ばれる企業であるため、
イカリホールディングス株式会社は
SDGs (持続可能な開発目標)や
サステナビリティ(持続可能性)を重視し、
グループでの調達活動における企業的責任を
果たします。

◆品質・安全
  • 品質・技術・価格・納期・環境対応などを重点に、適正な基準でかつ客観的な立場でお取引先様を選定します。
  • 有効性がある商品・資材の調達を推進します。
◆安定調達
  • 高品質な製品をタイムリーかつ安定的に提供するよう努めます。
  • お取引先様と共に緊急事態の備えにも取り組みます。
  • 地震などの災害に備えたBCP(事業継続計画)を進めます。
◆コンプライアンス推進、機密保持
  • 調達活動においては関係各国の法令や国際法、社会的規範を遵守します。また、社会からの要請にも取り組みます。
  • 調達活動を通して得られた情報については適切に管理し、機密の保持を行います。
◆公正な調達
  • お取引先様と公平かつ対等な立場でお取引を行います。独占禁止法や下請法等を遵守し、優越的な地位を濫用した不公正なお取引を強いるような行為は決して行いません。
◆人権への配慮
  • 社内の労働環境を常に改善していくとともに、サプライチェーン全体における労働者の人権を尊重し、かつ労働環境の安全に配慮された環境において生産・流通している商品・資材を積極的に調達します。強制労働や児童労働、様々な差別をはじめとする人権侵害は認めません。
◆環境への配慮
  • 限りある資源やエネルギーを有効利用し、また自然環境への影響を最小限にとどめるため、省資源・省エネルギーに配慮した環境負荷の少ない資材の調達を推進します。
  • 有害な化学物質の利用の禁止や削減および排出の抑制を進めるため、商品・資材に含まれる化学物質の把握に努めます。
  • 紛争鉱物を含まない資材の調達を推進します。
  • 日本政府の「脱炭素」政策に賛同し、社内で使用する電力を、できるだけ再生可能エネルギーに変えていきます。
◆お取引先様の信頼関係に基づく相互反映
  • お取引先様との信頼関係・協力関係を大切にし、お互いが繁栄できる関係を目指します。
  • 高品質で安全な商品を提供するために、お取引先様と共に継続的な技術力向上を推進していきます。
◆適正価格
  • お取引先様との強いパートナーシップに基づき、新製品開発やコスト低減活動に取り組みます。
    また、これら活動によってご提供いただく製品・サービスを適切に評価し、適正な価格での取引を推進していきます。

イカリグループでは、
お取引先様とよりよい関係性を築き、
ともに社会的責任を果たしていくために、
調達方針に基づきお取引先様へのアンケート、
および実地監査を行います。

環境への取り組み

バイオマスプラスチックを使用したCO2削減事例

グループ企業のイカリ消毒株式会社は、2022年4月から施行された「プラスチック資源循環促進法」の対応として、年間約210万個使用している「オプトクリン捕虫紙※」を、環境負荷の低い「バイオマスプラスチック仕様」に切り替えました。
この「バイオマス オプトクリン捕虫紙」は、従来のオプトクリン捕虫紙と比べて、植物由来のプラスチックを25%以上使用しています。
これにより、CO2排出量を約70%削減し、石油資源の節約に貢献しています。

※捕虫紙とは
食品工場や飲食店など防虫対策で使用する機器に使う交換式の粘着紙です
https://www.ikari.co.jp/products/ledoptclean7/

さくらふるさと街づくり運動

公益財団法人日本さくらの会とともに、
日本全国各地へ桜の苗木を贈る
「さくらふるさと街づくり運動」を
長年にわたり推進しています。

渡良瀬運動公園の桜並木(栃木県) 1970年、ここから国内での桜の植樹がはじまりました

イカリグループにおける桜の植樹運動は、東京オリンピックが開催された1964年まで遡ります。日本の国花である桜を介して温かい心の絆が生まれることを願い、国内だけではなく、遠くキリマンジャロの麓、中国・タイなどのアジア諸国へも寄贈してきました。
桜の植樹運動には、公害に弱いとされる桜が咲き続けられるような健康で明るい生活環境づくりへの願いが込められています。 全国の植樹箇所一覧

ノーマライゼーション

「美しい街づくり、それが私たちの願いです。」という理念のもと、一般就労が困難な障がいをもつ方々に向けた、地域での雇用の創出に取り組んでいます。
イカリ消毒株式会社は、2019年1月、長崎県五島市に障がい者就労拠点「しあわせ工房」を開所しました。これら地域での活動を通して、地方創生にも寄与していきます。